心と身体の表現学 〜Drama and Movement Therapy 10/4〜10/5

東京 青山のARTQ INSTITUTEにて、Drama and Movement Therapyという芸術療法を習得するコースを行います。演劇的な感覚ワーク、自分自身と他者に呼応するように身体を委ねてゆくムーブメントワーク、心と身体を内観しいたわるボディワークなどを一つ一つ丁寧に体験しながら、心と身体を有機的な命そのものとしてケアしてゆきます。

臨床におけるドラマセラピー、心理療法やトラウマケアとしてのムーブメントセラピー、リハビリテーションとしての表現活動、自閉症のある子どもたちとの演劇活動、紛争地におけるシアターワーク、企業や組織におけるリーダーシップ研修など、演劇や芸術表現が活用され、心身の深層のケアのために機能している世界の様々な事例を取り上げながら、芸術療法(アートセラピー)について、実践と理論の両方で学んでゆきます。

自分自身の心と身体の声に寄り添う機会としてドラマセラピーを体験してみたい方、また、医師、セラピスト、介護者、教員の方々など、ドラマセラピーに関心があり、今後それぞれの場での導入を視野に入れている方々に、おすすめです。2日間、15名ほどのグループワークで行います。あと2~3名くらいでしたら、追加で ご参加いただけるようです。ぜひ ○

詳細・お申し込み → ARTQ INSTITUTE

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東京大学 シンポジウム「マインドフルネスによる実践者の変容〜ヴァルネラビリティから生まれる対話」

The University of Tokyo Center for Philosophy, A Symposium ‘The transformation processes of researchers and practitioners of mindfulness — Dialogues from a place of vulnerability’

10月6日 東京大学 共生のための国際哲学研究センター(UTCP) 主催のシンポジウムにて、脳科学者の藤野正寛さん(京都大学)、人類学者の井本由紀さん(慶應義塾大学)と対話をさせていただきます。→ マインドフルネスによる実践者の変容〜ヴァルネラビリティから生まれる対話

このシンポジウムに向けて、藤野正寛さん、井本由紀さん、UTCPの田中慎太郎さんとは、これまでにすでにたくさんの時間をあてて対話をしてきています。「Vulnerability」が大事なテーマの1つですので、毎回 お三方との対話では、 皆さんへ向けて、心を大きく開いてみます。心の内を大きく見せてゆきます。やはり 時々 こわくなるけれど、むしろ そんな自分をより大きく開いてゆきます。そして あらためて気づくのです。僕はこれまでずっと こうして芸術表現とともに 目の前の他者へ向けて 心のままに 手を伸ばすということをやってきたのだと。当初はものすごくこわかったけれど、一心に、書き、歌い、踊り、演じ、心の真ん中から 目の前の他者へと向かっていったのです。

10代の頃からひたすらに「表現」をしてきた。そうせずにはいられなかった。深刻に 切実に 表に現わさずにはいられないものがあった。その心と身体の声は、年々、切実さと厳しさを増していくように感じられ、その泉はただただ溢れ出てくるばかりで たえることはなかった。
マインドフルネスとともに在るようになってから、数年の間、空白のような時間があった。凪のように静かで、音楽・楽曲が生まれてこなくなった。つよい情動から生み出されていたものがしばし止んだ。

やがて、身体が自ら望むように あらゆる方向へ蠢き、振動し、動き始めた。この心と身体に「望んでいる方向、動きたい方向、向かいたい方向」があることを感じるようになっていった。その深層の声を、身体的に大事に感じ取りながら、その方向にただただ身を委ねて、そのままに自ずと動かされてゆく ということをしていった。それは パフォーマンス表現となっていった。命が望むように震えながら 命の全体性を整えているようだった。芸術に深く癒されていった。

やがて、喜ばしいさまざまな人生の出会いとともに、シアターワークという藝術が生まれてきた。マインドフルネス、そして、シアターワークは、想像を遥かにこえる速度と広がりで、新しい世界・人びとと 深く縁を結んでくれている。

10月6日 東京大学に ぜひ ご来場ください

小木戸 利光

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Corporate Training at 国連/United Nations

国連職員の研修にて、シアターワークのプラクティショナーとして、ご協力いたしました。アフリカのある紛争地の現状を踏まえたロールプレイを行うという研修。僕が複数の異なる背景をもつ人物、たとえば、地元の人権活動家、避難民で部族の代表者である人物、現政府の支持者などを演じながら彼らの切実な心を訴えてゆくなかで、そこにどのように対応していくかというワークで、実際に世界各地の現場で任務を果たされている国連職員さんたちとの大変に真剣な場でした。

企業、組織、教育機関、学会、民間等、あらゆる分野において驚くほどに、身体知で僕たちの人間性を学んでいくプログラムがすくないことを実感しており、アーティストとして、シアターワークの実践家として、身体で自分自身や目の前の他者の存在、その感情、経験、記憶、痛みを感じ取り、その心の声に耳を澄まし、それらに慈悲とともに呼応していく身体的な実践ワークを共有させていただいています。平和・紛争解決・和解学での実践、心身のケアとしての芸術療法、リーダーシップ研修等、どの文脈においても、そのアプローチこそ違えど、シアターワークとして大事にしているものは変わりません。

今回は、現場やプレスカンファレンス等を想定とした国連職員さんたちの表現力・対応力を探求する研修でしたが、僕自身が一番気になりましたのは、紛争地等で心身に過度な負担がかかりうる職務を全うされている職員さんたちご自身の心身のケアのことです。見たこと、経験したこと、抱えきれないこと、割り切れないこと、理知的に振る舞うことが必須とされている立場では吐き出せないこと、それらを、何の判断・評価をくだすことなく受容できる場が、その選択肢が、皆さまのためにもっともっと多くあると良いのではと感じております。今後は、Drama Therapyとしてのシアターワークもご紹介できればと思っております。昨日のワークにて、皆さまの様々なご苦労を身体的に実感したため、昨夜の睡眠時は、くるしみながら指で自分の髪をぐるぐる巻きにしてひっぱっている自分に気がついて、目が覚めました。僕自身にもたくさんのケアが必要で大切であるのと同様に、皆さまにもたくさん穏やかな時間が訪れますことを、心から願っております。

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[ 登壇 ] ソマティック心理学協会 ソマティック東京フォーラム
〜「ソーマ(身心)、ケア(癒し)、エコロジー(環境・共生)の多様体を体認する」

10月12日に開催されます、ソマティック東京フォーラムにて、「Contemplative Theatre 〜マインドフル リスニングから生まれる演劇」と題して、慶應義塾大学 文化人類学博士 井本由紀さんとともに登壇します。以下は、私たちのワークの案内文です。ご興味のある方は、ぜひ いらしてください ◯


本ワークショップでは、私たちが主に大学教育の現場で協同で研究を積み重ねてきているContemplative Theatreのプログラムの一端をみなさんと共有します。Contemplative Theatreは、演じることを目的とはしていません。意識を研ぎ澄ませながら、自己・他者・環境とのかかわりに気づき、立ち現れるあらゆる経験・現象に思いやりを向け、心と体の声に身をまかせると、そこには物語があらわれてきます。Contemplative Theatreとは、自分・他者・環境をマインドフルに聴き、調和へと向かおうとする統合的なプロセスそのものであるともいえます。今回は、様々なマインドフル・リスニングのワークをペアやグループで体験しながら、身体と身体で「聴き合う」シアターワークを探求していきます。

10月11日(ソマテック東京フェスタ)、10月12日(ソマティック東京フォーラム)と 2日連続で、さまざまな講演やワークショップが行われます。僕も 他の講師の皆さまのクラスに参加させていただきながら、たくさん学ばせていただきたいと思っています。ともに 体験しながら 良い学びの機会を創ることができましたら、とても嬉しく思います 🍀

どうぞ よろしくお願いいたします

ソマティック心理学協会 ソマティック東京フォーラム

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シンポジウム「マインドフルネスによる実践者の変容〜ヴァルネラビリティから生まれる対話」

【日時】2019年10月6日(日)13:00-17:00

【会場】東京大学駒場Ⅰキャンパス 21KOMCEE East K211

【講演者】
藤野正寛(京都大学教育学部 助教 / 認知心理学)
井本由紀(慶應義塾大学理工学部 専任講師 / 文化人類学)
小木戸利光(Theatre for Peace and Conflict Resolution 代表 / 演劇・パフォーマンス)

詳細・申し込み→東京大学 共生のための国際哲学研究センター

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Contemplative Theatre ~ からだ・こころ・いまに帰る真夏のマインドフルネス・リトリート 軽井沢

facilitated by Yuki Imoto (Mindfulness), Chizuko Tezuka (Naikan) , and Toshimitsu Kokido (Drama and Movement Therapy)

Note : 今夏、幸運にも、早稲田大学演劇博物館主催のワークショップにて、英国のシェイクスピア女優・Kelly Hunterさんとお会いすることができました。彼女は、芸術を愛する心とともに、私たちに大いに心をひらいてくれて、自閉症のある子どもたちとの演劇活動のために自らで創りあげた「The Hunter Heartbeat Method」をおしみなく共有してくださいました。僕は、彼女の存在に心底感動し、人生が変わるほどの大きな勇気と力を与えられました。今回の軽井沢ワークでは、Kelly Hunterさんという存在から受け取ったインスピレーションを、そのスピリットを、そして、僕が長い年月とともに英国演劇教育から教えられてきている身体の世界を、ご参加の皆さまとすこしでも共有できればと思いまして、その脈々と受け継がれてきている心を「Contemplative Theatre」のなかにも大事に反映させて息づかせてゆくことを意識して臨みました。僕のシアターワークは、英国だけでなく、ここ日本を含めた世界中の多くの叡智を系譜とし、それらに大いに支えられながら、日々生まれ変わっています。

Contemplative Theatreは、慶応義塾大学・井本由紀さん、手塚千鶴子さんとともに創り上げていますマインドフルネス・内観療法・シアターワークを融合させたプログラムです。おふたりの存在に、あらためて、心より 深く 感謝いたします。ありがとうございます 🍀

 

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[ 登壇 ] 日本ゲシュタルト療法学会 高野山大学
『実存主義 × 密教 × 心理療法』
~ 先人たちからの“みち”を辿り、その先へ ~

来年 2020年7月23日〜7月26日に開催されます、日本ゲシュタルト療法学会高野山大会にお招きいただきまして、シアターワークの実践家として登壇します。これから1年、また新たなる世界を勉強させていただきながら、シアターワークのさらなる探求をつづけてゆきたいと思っています。皆さまとの出会い、広がってゆくご縁に、深く 感謝しております。皆さま 心より ありがとうございます。1年後の7月です。ご興味のある方は、ぜひ 高野山へいらしてくださいね ◯

日本ゲシュタルト療法学会高野山大会

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Movement – practice based research

楽しく、身体のことを探求、研究

# Drama and Movement Therapy

 

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春学期の早稲田大学大学院国際コミュニケーション研究科のすべての授業が終わりました。最終回「Peace Communication」をテーマに、対象者を定めて、自由な発想のもとにオリジナルの教育プログラムを創るという課題のもと、グループごとに各々のプロジェクトが発表されました。平和学・紛争解決学において、そして、修士論文に向かっている大学院という場において、どれだけ実際に身体をつかって、私たちの身体のこと 心のこと 感情のこと 人間性のこと 触れ合いのことを 学び合うことができるか、これが この場で シアターワークに与えられた役割です。

”たとえば、Theatre for Peace and Conflict Resolutionは、世界中の多くの優れた系譜に支えられながら、今の社会や世界の現状をふまえて、新たに開発しているプログラムです。シアターワークは、皆さんと出会ってゆくために、社会との繋がりを築いてゆくために、僕が自分自身で選んだ人生の表現の一つです。社会への 僕なりの一つの提案です。ぜひ 皆さんそれぞれのユニークな世界を、動機を、心を、人生を、教育プログラムのなかで表現しながら、共有してください。皆さんそれぞれのアイディアを、ぜひ 広く共有してください。”

学生を対象として通常の毎週のクラスの形態のなかでコンテンツを創ったグループ、夏期集中講座のような短期集中プログラムを創ったグループ、平和維持活動に携わる実務家向けの研修、一般参加型のリーダーシップ研修を創ったグループ、プログラムの一部にシアターワークを組み込んだグループ等、それぞれがこれまでに見聞き、あるいは、実際に体験してきたものを系譜としながら、そこに新たなるアレンジが試みられていて、その世界は様々でした。また、そんななかで、独自の視点とアイディアを深めに深めたグループも登場。いつもとても控えめだったアジアルーツの学生たちの何人かが「The Bedroom Project」と題して、学校での深刻ないじめにより、日常を寝室のなかで過ごしている若者の声を伝えるという意図のもと、世界中へ移動可能なコンテナのなかに参加者体験型のフィジカルなアートインスタレーションを創り上げるというプロジェクトを設計して、プレゼンテーションを行いました。その発想とデザインセンスはもちろんですが、何よりも その教育プログラムのアイディアが、設計者=学生自身の人生や心の深い動機と結びついているのを確かに感じて、胸をつよく打たれました。パワーポイント内にはすでに、アートインスタレーションの一部となる、素晴らしいナレーションが収録されていました。彼・彼女たちの発表を目の当たりにして、あらためて、私たちの身体は(言葉を超えて)本当にたくさんのことを他者に伝えているのだということを、実感しました。彼らの存在感は、周到な準備にも裏付けされて堂々としたものでもありましたが、同時に、弱い立場にある者の視点をすくいとり慮るような大変に優しく慈悲的なものが現れていて、その身体=立ち姿から、大きなメッセージを受け取りました。

クラスは最終回でしたが、むしろ これから こうして生まれてきたアイディアを現実にしていく実際の創造のプロセスに入りたいな と 心から思いました。近い将来、長期間の新たなプロジェクトを立ち上げられますように、また進んでゆきたいと思っています。ひとまずは、素晴らしい春学期を、心より ありがとうございました。See you again, and have a good summer time !!

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関西大学人間健康学部准教授 小室弘毅さんコーディネートによる連続講座「生き方としてのマインドフルネス」にて、小木戸利光がシアターワークの講師として携わらせていただきます。全6回のプログラムの詳細は、以下の通りです。どうぞ よろしくお願いいたします。

堺市と関西大学との地域連携事業の一環で、標記の講座を開催いたします。

本講座では、マインドフルネスを単なる技法としてではなく、生き方の問題として捉えます。毎回、マインドフルな身心技法を体験することを通して、日常生活に活かすことのできるマインドフルネスについて考えていきます。仏教、アート、ソマティクス(ボディワーク)、ソマティック心理学(身体心理療法)という4つの領域から、それぞれ一流の講師をお招きして、理論とワークの両面から講座を担当していただきます。6回の連続講座で、マインドフルネスの真髄が、地層のように少しずつ参加される方の中に積み重なっていくことを願っております。

■日程 全6回連続講座 ※全日程参加を原則とさせていただきます

9月14日、10月19日、11月9日、12月7日、1月18日、1月25日

■時間 講座・実技 14:00~17:00

■場所 関西大学堺キャンパス

〒590-8515 堺市堺区香ヶ丘町1-11-1 南海高野線「浅香山駅」徒歩1分

■講師

小室 弘毅 (関西大学人間健康学部准教授) <9/14、1/25>

贄川 治樹(リズムセラピー研究所所長) <10/19>

稲川 依子(鍼灸師、「からもも」主宰) <11/9>

小木戸 利光(アーティスト、Theatre for Peace and Conflict Resolution 代表)<12/7>

藤田 一照(曹洞宗僧侶、磨塼寺住職) <1/18>

■対象 堺市民 定員35名

詳細・申し込み

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