並木良和さんの統合ワーク と 小木戸利光のシアターワークのコラボレーションによる、特別ワークショップを開催します!

「統合ができているという体感が持てないあなたへ 〜 肉体・エネルギーの両面からアプローチし、100の統合を果たす」

日時:10月4日(日曜日)13:00 〜 17:30

– 逗子葉山の海辺より、オンライン生配信

参加費:15,000円 + 税

お申し込みは → こちら から(完売御礼!)

☆ 後日 録画配信を行いますので、リアルタイムで参加できない方も、安心して ご参加いただけます ☆

並木 良和さんからのメッセージ

皆さん こんにちは、並木良和です☆

今回、シアターワークをされている、小木戸利光さんと、コラボワークショップをさせていただく運びとなりました。

統合が「体感」を大切にしていることは、既に学ばれている方は、ご存知のことと思います。

例えば、ダイヤモンドの位置に乗ることの平和で穏やかな感覚や、手放す周波数の固さや重量感などですが、それを感じることが中々難しいと思われている方も多いでしょう。

小木戸さんのワークは、その身体の動きを通して「体感」をとても大切にされていて、「どう体感するか」を丁寧に指導されます。

そうして、もちろん僕も身体を使うのですが、小木戸さんのシアターワークからのアプローチと、僕の統合のエネルギーからのアプローチを合わせたとき、どのような相乗効果があるかにワクワクし、この度、コラボワークをさせていただくことになりました。

統合は、体感をリアルにできればできるほど、大きな統合を起こすことになります。

それは外ではなく、自分に意識とエネルギーを戻すからに他なりません。外という人や出来事に意識を向けていては、中途半端な統合に終始し、それでは、本当の統合を体験することができず、皆さんの望むところではないですよね?

今回のコラボワークを通して、改めて統合の本質に触れ、日々、より深い統合を起こしていっていただけたらと願っています。

それでは当日、オンラインにて、皆さんと繋がれますことを、楽しみにしています☆

小木戸 利光からのメッセージ

わたしがこの地球に生きているというのは、

この大地と結びついているということ。

この命の真ん中で 心臓が鳴り響いているということ。

そして

この広大な宇宙と繋がっているということ。

だから、わたしは、この身体とともに、

光として この大地と宇宙を貫いて アセンションする。

光の磁場も、ダイヤモンドも、光として結晶化してゆくのも、

あなたには あなただけの真実の質感がある。

そのあなたの真実の質感と地球の周波数を、はっきりと捉えよう

そして、

あらゆる経験に感謝しながら、確かな意思とともに、

それらを切り離して、大きな宇宙に手ばなしてゆこう

ありがとう  愛しています  はじめまして

敬愛する並木良和さんとのコラボレーションの奇跡を、心から 嬉しく 思っています。わくわくしています!

あたらしい霊性の時代に、世界中から  一瞬で   繋がり合いましょう

ともに 創造しましょう

どうぞ よろしくお願いします!

並木良和プロフィール
幼少期よりサイキック能力(霊能力)を自覚し、高校入学と同時に霊能力者に師事、整体師として働いたのち、本格的にスピリチャルー霊魂、精神ーのカウンセラーとして独立。
現在は、人種、宗教、男女の垣根を越えて、高次の叡智に繋がり宇宙の真理や本質である「愛と調和」を世界中に広めるニューリーダーとして、ワークショップ、個人セッション、講演会の開催等活発な活動を通じて、世界中で10,000名以上のクライアントに支持されている。
著書に「宇宙人に聞いた幸せのひみつ「目醒めへのパスポート」「みんな誰もが神様だった」他多数あり、執筆活動と同時にFMヨコハマ「ハートフルラジオ 虫の知らせ」、YouTube、DMMオンラインサロン等々、様々な媒体で活躍の場を広げている。

 

小木戸利光 プロフィール 

アーティスト、Centre of Distant Theatre 代表

英国ノーザンブリア大学 演劇・パフォーマンス科  修了。シアターワークの実践家として、Centre of Distant Theatre(逗子葉山)を拠点とし、芸術療法としてのドラマ・ムーブメントセラピーを施すほか、マインドフルネス、次世代リーダーシップ、コミュニケーション実践、平和紛争解決学、身体知、統合を文脈として、国内外の民間、教育機関、企業において、演劇・芸術表現手法をもとにした講演やワークショップを行う。

アーティストとしての主な出演作に、NHK「あんとき、」主演、TBS「報道特集」密着ドキュメンタリー、インド オディシャビエンナーレ2019 舞踊公演「Border line」、著書にエッセイ集「表現と息をしている」がある。


先日、Centre of Distant Theatreの拠点であり、オンラインライブ配信の発信地・逗子葉山に、並木良和さんをお迎えしまして、森戸大明神など、いくつかのスポットをご案内しながら、10月4日の特別ワークショップの打ち合わせを行いました。動画は、その時の様子です。皆さま、ぜひ ご参加くださいね!

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Contemplative Theatre /土地のエネルギーに触れる 〜 自然とわたしのあわいに生まれる表現

2020年9月20日(日)に、軽井沢にてContemplative Theatreのワークショップを開催します.

日時:2020年9月20日(日)9:30-18:00

案内人:小木戸 利光(アーティスト・シアターワーク実践家) 井本 由紀(人類学者)

当日のスケジュール:

9:30 軽井沢駅集合

車でフィールドへ移動

10:30 フィールドワーク:土地のエネルギーに触れる

12:30-13:30  昼食

スタジオへ移動

14:00-15:00  マインドフルネス:身体と心の状態に気づき、ひらき、ゆだねる

15:30-18:00  シアターワーク:あわいに生まれる表現

参加費:17,000円(昼食代・透明マスク代込み)

持ちもの等:飲み物、タオル・毛布・ヨガマットなど床に敷けるもの、防寒具、歩きやすい靴、動きやすい服装

参加資格:過去2週間以内に高熱等の症状が出ていない方・過去2週間以内に海外から帰国されていない方・体調が良好な方  (ワークショップ前日に改めて確認いたします)

定員になりました。心より ありがとうございます

*ワークショップへの参加を希望され、必要と感じている方で、経済的な理由で参加費の支払いが難しいと感じていらっしゃる方には、スカラシップ制度を設けています。メールにて、ご自身の状況とお支払い可能な額についてご記載ください。

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早稲田大学 国際教養学部へ、Centre of Distant Theatre から 遠隔シアターワークを発信

“ 梅雨に濡れる白昼夢 “
今日の早稲田大学でのシアターワークは、これまでで 最も美しい瞬間の1つが生まれた 創造性に溢れたセッションとなりました。およろこびさまです おめでとう
コロナさんとともに幕を開けた、2020年の春学期のシアターワーク。入学したものの 学校がはじまることなく、遅れること 1ヶ月以上、5月上旬に ついに 授業がはじまりました。
これまで 誰ひとり 休むことなく、毎回 全員が 出席。楽しく、時に 照れ合いながら、まっすぐに シアターワークとともに進んでゆく皆さんの姿に、大きな 大きな 勇気と力とインスピレーションを与えられています
僕は、皆さんとともに シアターワークを創り上げることが、心から 大好きです 大きな喜びです 愛しています
一連のシアターワークを大事に重ねてゆくなかで、最後に シアターで 学生ひとりひとりが 自分の声を響かせて 詠んだ歌を、ここに 記します。今日のシアターワークが どのようなものであったか、彼 彼女たちが みずからで 創り上げた豊かな体験が どのようなものであったか、想像をふくらませていただけましたら、幸いです。
皆さん ひとりひとりが それぞれであり、皆さんそれぞれの存在が、声が、ユニークに異なり 鳴り響き合きながら 紡ぎ出されるシアターは、本当に 本当に 美しかったです。
一瞬が、永遠のようなひとときを、心から ありがとう
30th June 2020
夏蛙森に集いて友を呼ぶ
いちとゼロ このときだけの 世界観
森の中 誰かが私を 呼んでいる
深き森 自然の言語が 風に乗る
制限が 森の音を また増やす
木々の中 さまよい歩く 声がなる
ここにいる やさしさ感じて いきていく
梅雨(ばいう) 鳴き続ける雨蛙 ひとり
暗闇の希望の光森の声
気の嵐 魂芽吹く 音の森
暗闇に 彩添える 知らぬ声
雨の森に 響く音色と 飛んだ枠
耳すませ 音をたよりに どこまでも
気づいたら 音に連れられ 森にいる
ここはどこ 音に惹かれて 森の中
秋の森 木霊が響く 音がする
枯れた木の間を縫い走る仔うさぎ
梅雨の森 草木が香る 日のもとで
迷いびと 進め進めと 雨と音

露(梅雨)滴る 道導くは 森(心)の声(精)

 

 

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慶應義塾大学へ、Centre of Distant Theatre から 遠隔シアターのワークショップを発信

3時間の特別ワークショップにおいて、最後にオンライン上で、皆で フィジカル・シアター=身体の動きによる 演劇的な作品を創り上げました
お互いが呼応してゆく、写真2枚目のようなムーブメントワークを、遠隔のオンラインでのシアターワークで行うと、私たちには どのような想像力が働き、どのような身体感覚が呼び覚まされて、皆の間で どのようなクオリティーの新しきコミュニケーションが 築かれてゆくのでしょう
目に見えないものが、目に見えるものを 豊かに 超えて 超えて
距離も 時間も 空間も 超えて、” 今ここ” に 耳を澄ませば、
聞こえないと思っていたものが、彩りをもって 聞こえてくる
Distant Theatre では
見たことのない 体験したことのない
ひとつの ぬくもりある 繋がりが 形づくられ、
それぞれの個が尊ばれ 深まり 響き合うことで紡がれてゆく 次の新しい時代の芸術が はやくも 生まれはじめています
皆さまとの出会いに、地球に、宇宙に、心から 感謝します
ありがとうございます

Toshimitsu Kokido – Centre of Distant Theatre

 

 

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新しい時代の身体へ

海に身体を浮かべると 宇宙の流れを感じることができる

たとえば、月と太陽が一直線にならぶ満月と新月には、月と太陽の引力が重なり、海水は 最も 大きく 大きく 引っぱられる。そこに、全身の力をぬいて、身体を海にゆだねて浮かべていると、海水の流れとともに 身体は 満月や新月に引っぱられてゆく、運ばれてゆく。宇宙の流れに乗ることができる

自分を空にして、ただそこに浮かんでいると、おのずと 動かされてゆく方向がある。大いなる宇宙との調和に出会う

これを、来たる 新しき 愛と調和の時代に置き換えると、私たちは、この命とともに、どんなインスピレーションを受けて、どんな創造をするだろう

小木戸 利光

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Radio 

2020年5月11日 インスタライブでの服部みれいさんとの対談の模様です !

Fifth Session : 大転換期

テーマ曲
Prelude by toshimitsu kokido / hiroshi kokido

挿入曲  by toshimitsu kokido / hiroshi kokido

Listen to these in iTunes→https://itunes.apple.com/jp/artist/tokyo-blue-weeps/id421982461

 

Radio 

Theatre for Peace and Conflict Resolution presents : 小木戸利光「越境する身体」

Fourth Session : 命の声

ゲスト:小山淑子(前 国連職員、現 早稲田大学留学センター准教授)

テーマ曲
Prelude by toshimitsu kokido / hiroshi kokido

挿入曲
playground by toshimitsu kokido / hiroshi kokido (tokyo blue weeps)

Sundaland of mind by toshimitsu kokido / hiroshi kokido (tokyo blue weeps)

Listen to these in iTunes→https://itunes.apple.com/jp/artist/tokyo-blue-weeps/id421982461

Radio 

Theatre for Peace and Conflict Resolution presents : 小木戸利光「越境する身体」

Third Session : 心臓の鼓動

ゲスト:稲葉俊郎

テーマ曲
Prelude by toshimitsu kokido / hiroshi kokido

挿入曲  by tokyo blue weeps (toshimitsu kokido / hiroshi kokido)

Listen to these in iTunes→https://itunes.apple.com/jp/artist/tokyo-blue-weeps/id421982461

Radio 

Theatre for Peace and Conflict Resolution presents : 小木戸利光「越境する身体」

Second Session : イギリスという原点

テーマ曲
Prelude by toshimitsu kokido / hiroshi kokido

挿入曲
reunion by toshimitsu kokido / hiroshi kokido (tokyo blue weeps)

Listen to these in iTunes→https://itunes.apple.com/jp/artist/tokyo-blue-weeps/id421982461

 

Radio 

Theatre for Peace and Conflict Resolution presents : 小木戸利光「越境する身体」

First Session : Memory / 記憶

テーマ曲
Prelude by toshimitsu kokido / hiroshi kokido

挿入曲
playground by toshimitsu kokido / hiroshi kokido (tokyo blue weeps)
after the festival by toshimitsu kokido / hiroshi kokido (tokyo blue weeps)
ancestors by toshimitsu kokido / hiroshi kokido (tokyo blue weeps)

Listen to these in iTunes→https://itunes.apple.com/jp/artist/tokyo-blue-weeps/id421982461

 

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いやー、ステキでした。

新たな体験だった。

そう、オンラインでは

更なる想像力、が、湧き起こる

っていうのかな。

距離や時を超えて。

それをテクノロジーだけじゃなくて

やはり感覚でやるんだというのが

あった。。

 

圧倒的に各々違う、

どうしようもないむき出しの自分を

表していくこと、

あたたかい思いやり、

心臓の鼓動をベース音に

共に存在していて揺れていた。


10時〜17時半までのあっという間の豊かな時間でした。
表現することで
あるがままに受け入れられる場所というのは
ある一定の物理的な場所じゃなくて
実はひとりひとりの内面にある場所。
わたしたちは、つい外を探し回りがちだけど
いつも大切なものは自分の内側にあるのかもしれない。

小木戸さんのすばらしいシアターワークの世界で、心も身体も1日遊びました!
意識のなかで輪っかをつくって
みんなで手をつないだり、
オンラインなのに
場の空気を感じ取って
声を重ねていったり
身体をゆたかに感じられるということが
これほど幸せなことか。

【わたしは、この身体で生きていく】

自然にでてきたのは
こんな言葉で、
自分の身体が
これほど愛おしいものだと
湧いてくる。
感受性の豊かなHSPさんの集まりだからこその
繊細で、空気が震えるような場だったなぁ。

「人から踊らされているんじゃなくて、身体のパーツひとつひとつが言い出して踊る」という言葉を発してくださった方がいました。

人生をドライブしていくのは
いつもそんな感覚なんだ、きっと。

素敵な場でした。
みなさま、ほんとにありがとうございました
1人が欠けても違うものでしたね。
きっと。


みんなみんな

自分を生きたい

自分をそのままに生きたい。

そのままの自分と
つながって

そのまんまの自分を生きたい。

そのまんまの自分で
大切な人と
つながりたい。

私たちの「いのちの願い」は、シンプルだ。

「ただ

ただ

自分のそのまんまを生きたい」

でも、このシンプルが
本当にむずかしい。

まずは

このシンプルな願いに
気づくことからはじまり
この自分を生きると
決めること。
そうして
歩み出す。

自分のそのまんま、になることに向かって。

ここに向かうことは
決して楽ではないよ。

でも、私たちは、もう

「いのちの願い」を
無視して生きることはできなくなった。

だから
そこに向かうと決めたんだ。

つらくて、苦しいときがあっても

一歩も進めなくなってしまっても

どんなにやったつもりでも
そこにたどりつけない悲しみも

それでも、そこに向かっている

その姿に、尊さに
手を合わせたくなる。

そこに、向かっている。

それだけで、いいんだよ。

同時に
「そうだったんだ!」って
自分のことが、わかったときや
「私の中にこんな気持ちがあったんだ」って
自分の中の真実に出会ったときの感動。

その一つ一つの喜びは
いつも心に響くね。

そしてその度に
「自分」になっていく。
私はその過程を
「いのちの願い」に呼応したみんなと
歩みたいと思う。


なんていうか、、、
急流の中に膝まで浸かって圧倒されながらも、
水の冷たさとか、気持ち良さとか、
匂いとか、緑の濃さとか、気配とか、
いろーんなものを全部感じ取って、
そして同時に記憶してる感じ。
それは体が自動的にやっている。

オンラインだから、
実際の距離はすごくあるってわかっているけど、
そこに圧倒的な人の気配がある。
人の気配があるし、初めましての人々を前に
恥ずかしさやドキドキや、
えいって飛び込む勇気とか、そういう
自分の感情の動きもちゃんとある。

いや〜こういうの体験しちゃうと、
フリーエネルギーとか
そういうよくわからないものも
きっとあるよね、って思う。知らんけどw

”わたし”が描かないようにして来たし、
どうしてもそれは気持ち悪くて出来ないけど、
でも、きょうは、
”わたし”じゃないわたしが描きたいのは
あぁそうか、これだよ って思った。
それを、描ききるまでは、死ねない。
それを描ききったら、もう行ってもいい。

最後にみんなで砂浜で輪になった時の
風が通り抜ける感じとか波の音とかに加えて、
つなぐ手に感じる体温や汗が
泣きたいくらい優しかった。

ほんと今日はね〜、すごかったです!
シアターワークってどんなものかも、
そもそも何をやるのさえ知る前に、
そういうの全部ぶっ飛ばして
「行かなきゃ!」って思った不思議。
また参加したいって思うし、
いやいや今日のこの体験をまず
大切に大切に愛でたいとも思います。


 

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5月11日 20:00~ インスタライブにて 服部みれいさんと対談をいたします。

ライブ配信、ぜひ  お聞きください  ✨

@millethattori  @toshimitsu.kokido

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小木戸 利光と越智 敬之さんの対談インタビュー「本来の心と身体に出会う IGNITIONのシアターワーク」が公開になりました。リーダーシッププログラム「IGNITION」でのシアターワークの取り組みなどについて、語っています。

ぜひ ご覧ください! → 対談インタビュー「本来の心と身体に出会う IGNITIONのシアターワーク」

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Distant Theatre / 遠隔シアターワーク

オンラインでのシアターワークは、想像を遥かに超えた創造的なものだ

先週から始まった一連のシアターワークの参加者の居住地は、ドイツ中部の町から、山口県、奈良県、兵庫県、京都府、千葉県、神奈川県、東京都などで、遠隔シアターは、皆さまとのご縁・繋がりのおかげで、地域・国・海・距離・時差を超えた、オンラインワークであるからこそ生まれた出会いで形づくられた一期一会のものとなった。

相手の存在は、目の前にない、遠くにある。その遠隔の相手の存在を、身体性を通じて、お互いに感じ取り、繋がってゆく

オンラインでのシアターワークにおいて、私たちは、相手の身体性をどのように感じることができるのだろうか

画面に映っている身体、表情、その形、質感、柔らかさ、硬さ、こわばり、しなやかさなどを通して、相手の身体の状態は、感じ取ることができる。オンラインでも、人の心と身体は、その人の人生・歴史を繊細に物語っている。私たちの身体には、表に現れているものがある。たとえば、シアターワークのなかで、お互いに声を響かせ合う、身体のムーブメントにより会話をしていくと、人の心の機微・感情・人生・身体の状態は、ますます豊かに伝播し合う。遠隔シアターでは、相手が目の前にいない分、より相手の存在に、その人生に、耳を澄ませていくことになる。ますます さらなる 身体的な感性・感覚が必要になり、それらは呼び覚まされてゆく。

それでは、人の心や身体の交流について、そして、人間と自然環境との調和の探求について思いを巡らせる上で、果たして画面に映っていることだけが、すべてなのだろうか。たとえば、シアターワークでは、参加者全員で、一つの円をつくる。遠隔シアターのオンライン上での円づくりは、遠隔のそれぞれがオンライン上で、それぞれの想像上の円を → → 実感をともなった本当の円にしてゆく創造力と身体の叡智を総動員する。自分の頭の中で一方方向に円をつくるのではなく、参加者の全員がお互いの気配・存在・エネルギーを感じ取りながら、その一期一会のメンバーでしか成し得ない、一期一会の質感の円をつくってゆく。本当に実感をともなった一つの円をつくってゆく。その意味で、遠隔シアターは究極に、私たちの身体性へ向けて、深遠な問いを投げかけている

目の当たりにするとは、かならずしも、相手の身体を目の前にすることだけではなく、たとえば、身体的に存分に通じ合うことができれば、遠隔でも相手の存在を「目の当たりにする」ということは、起こり得るのだと、遠隔シアターは教えてくれる。

遠隔シアターとは、新しい時代の、究極のシアターワークになっていくのかもしれない

皆さまとのかけがえのないご縁に、心から 深く 感謝 お礼 申し上げます。

心より ありがとうございます。

2020年4月

遠隔シアターを発信してゆく、” Centre of Distant Theatre ” が 立ち上がりました。

どうぞ よろしく おねがいいたします

小木戸 利光

Toshimitsu Kokido – Theatre for Peace and Conflict Resolution
https://toshimitsukokido.com

春秋社連載:小木戸利光「シアターワークへの扉」
https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/2684

#DistantTheatre #遠隔シアター #シアターワーク

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