早稲田大学 国際教養学部へ、Centre of Distant Theatre から 遠隔シアターワークを発信

早稲田大学 国際教養学部へ、Centre of Distant Theatre から 遠隔シアターワークを発信

“ 梅雨に濡れる白昼夢 “
今日の早稲田大学でのシアターワークは、これまでで 最も美しい瞬間の1つが生まれた 創造性に溢れたセッションとなりました。およろこびさまです おめでとう
コロナさんとともに幕を開けた、2020年の春学期のシアターワーク。入学したものの 学校がはじまることなく、遅れること 1ヶ月以上、5月上旬に ついに 授業がはじまりました。
これまで 誰ひとり 休むことなく、毎回 全員が 出席。楽しく、時に 照れ合いながら、まっすぐに シアターワークとともに進んでゆく皆さんの姿に、大きな 大きな 勇気と力とインスピレーションを与えられています
僕は、皆さんとともに シアターワークを創り上げることが、心から 大好きです 大きな喜びです 愛しています
一連のシアターワークを大事に重ねてゆくなかで、最後に シアターで 学生ひとりひとりが 自分の声を響かせて 詠んだ歌を、ここに 記します。今日のシアターワークが どのようなものであったか、彼 彼女たちが みずからで 創り上げた豊かな体験が どのようなものであったか、想像をふくらませていただけましたら、幸いです。
皆さん ひとりひとりが それぞれであり、皆さんそれぞれの存在が、声が、ユニークに異なり 鳴り響き合きながら 紡ぎ出されるシアターは、本当に 本当に 美しかったです。
一瞬が、永遠のようなひとときを、心から ありがとう
30th June 2020
夏蛙森に集いて友を呼ぶ
いちとゼロ このときだけの 世界観
森の中 誰かが私を 呼んでいる
深き森 自然の言語が 風に乗る
制限が 森の音を また増やす
木々の中 さまよい歩く 声がなる
ここにいる やさしさ感じて いきていく
梅雨(ばいう) 鳴き続ける雨蛙 ひとり
暗闇の希望の光森の声
気の嵐 魂芽吹く 音の森
暗闇に 彩添える 知らぬ声
雨の森に 響く音色と 飛んだ枠
耳すませ 音をたよりに どこまでも
気づいたら 音に連れられ 森にいる
ここはどこ 音に惹かれて 森の中
秋の森 木霊が響く 音がする
枯れた木の間を縫い走る仔うさぎ
梅雨の森 草木が香る 日のもとで
迷いびと 進め進めと 雨と音

露(梅雨)滴る 道導くは 森(心)の声(精)

 

 

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