Contemplative Theatre at Keio University / 慶應義塾大学

慶應義塾大学 日吉キャンパスにて “Contemplative Theatre” を開催しました。午前中は、皆でワークショップに参加した動機などを話し合ったあとに、静寂のなかで 全身の細部の感覚に心を向けてゆくマインドフルネスのボディスキャンのワークを行い、 午後からは母親あるいは自分を育ててくれた人との関係・その幼少期の出来事を振り返りながら自分との静かな対話を進めてゆく内観・コラージュワークを行い、最後は皆でシアターワークを行いました。”Contemplative Thetare” は、午前中からのあらゆるワークがバトンを繋ぎ合うようにして生み出されてゆく、一期一会の成果です。

皆さまとのご縁に、心から深く感謝いたします。ありがとうございます。

“Contemplative Theatre” created and facilitated by Yuki Imoto / 井本由紀 , Chizuko Tezuka / 手塚千鶴子 , and Toshimitsu Kokido / 小木戸利光

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Contemplative Theatre Workshop in Odisha India 🇮🇳

インド オディシャ州にて マインドフルネスとしてのシアターワーク “Contemplative Theatre” のワークショップをさせていただきました。”Golden Grass” (インド原産のイネ科の多年生草本) を織り込んで籠や敷物をつくっている工芸職人のオディシャ州の田舎の村の女の子たち、そして、オディシャ・ビエンナーレの参加者・アーティスト・スタッフという、生まれ育った環境・文化・言語・信仰など、生きてきた背景が豊かに異なる一期一会のメンバーの組み合わせ。年齢も性別も心身の特性もセクシャリティーもあらゆる多様性を互いに尊んでゆく”Contemplative Theatre” は、インドという土地にて、また新たに私たちに、言語を超えて、心で繋がり合える瞬間の景色を優しくもたらしてくれました。

私たちの心臓の鼓動・呼吸・身体の感覚に耳を澄ますことからはじまり、皆の心・身体の様子と呼応するようにすこしずつ展開してゆく”Contemplative Theatre”。ワークに積極的に臨む人、しばしその場から離れて そばで見ている人、ふたたび円にもどってくる人、照れながら、あるいは、とまどいながら、勇気を出して ワークにチャレンジする人など、一人一人が、それぞれの時間を思い思いに過ごしながら、それぞれの経験を重ねていきました。一連のワークの最後に、みんなでふたたび、自分 そして 他者の心臓の鼓動と繋がりを感じてゆく最初のワークを行ったあとに、彼女たちが編み込んでつくったGolden Grassの美しい籠に、一人一人が順々に呼応してゆく儀式的なワークで結び。みんなで2時間半ほどのワークを共有したあとの最後の場面では、シアターワークの円のなかで、自分そして皆の心に一筋の優しい淡い光が貫かれているような心の繋がりが生まれていることを感じることができまして、その喜ばしい出来事に、深く大きく勇気づけられました。

Contemplative Theatre in ODISHA BIENNALE 2019
by Yuki imoto and Toshimitsu Kokido

皆さまとの一期一会のご縁に、インド オディシャ・ビエンナーレに導いてくださった、あらゆる存在に、心から深く感謝 お礼 申しあげます。心より ありがとうございます。

また お会いできる日まで

With Warmth,

Toshimitsu Kokido

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