サンガ新社 OPEN 記念イベント「仏教 × アート 〜 いのちのはたらきをからだで感じる」
9月26日 午前中、浄土真宗本願寺派僧侶で臨床心理士の日野唯香さん と わたし 小木戸 利光 のコラボレーションで、オンラインワークショップを開きます。振り返れば、九州の田舎で生まれ 育まれた わたしのいのちのそばには、いつも 仏の存在があったように思います。人生の重要な局面で、たびたび、その大きな慈悲と加護のはたらきが 人生のうえに もたらされてきました。10代の頃から、アーティストとして 生きてきましたが、その道のりでは、何度となく、目の前に 道がないという景色を見てきたように思います。そして、そのような窮地に立たされた時こそ、わたしのいのちの真ん中に手を当てて、その呼吸、心臓の鼓動、血の巡り、からだの温もりをていねいに確認しながら、わたし自身のいのちのはたらきに耳を澄まし、心と身体の声を聞き、いのち・たましいが 深く 望んでいることを 感じ取り、それから、勇気を振り絞って、いのちを丸裸にして、心から魅かれる方向へ飛び込み、進み、道のないところに水が巡ってゆくように、そこに 道が拓かれていくのを見てきました。そこには、わたし自身の決意と行動だけでなく、いつも、” おおいなるはたらき “ が あったように思います。思い返せば、日中韓の大学のリーダーシッププログラムから生まれたシアターワークを、はじめて 民間で 芸術療法として 紹介させていただいた場は、お堂=東京 神谷町 光明寺でした。また、写真は、築地本願寺での “へいわフォーラム” に講師として迎えていただき、「声なき声に耳を澄ます 〜 Listen to Silent Voices」と題して、講演を行なった時のものです。こうした物語の背景には、ここではとても語り尽くせない 人と人との出会い、繋がり、ご縁がありまして、わたしは 本当に 心ある人たちの慈悲・助け・力のもとに、わたしのいのちが 真に望んでいる道を切り拓き、歩んでくることができたのです。ここで あらためて 開かれる 皆さまとのあらゆる 出会い ご縁に 深く 感謝いたします。心より ありがとうございます。
サンガ新社 OPEN 記念イベント「仏教 × アート 〜 いのちのはたらきをからだで感じる」。この度のサンガ新社さん、日野唯香さんとのコラボレーションも、そのような 仏のもとのご縁に導かれるように 生まれている取り組みだと感じています。僧侶である日野さんの導き、そして、わたしのシアターワークのガイドのもと、メディテーション、お声のワーク、エナジーワーク、ストーリーテリングワークとともに、” いのちのはたらきをからだで感じる ” ワークショップを行います。日曜日の午前中の穏やかなひととき、ぜひ ご参加ください。
今回、日野唯香さんが書いてくださったワークショップの案内文のなかに ” 仏とは、自分の思考の範囲、想定を超えた大いなるはたらきです ” という一節があります。シアターワークは、まさに、わたしの思考、想定を超えて、新たな時代に促されるようにして、生まれてきたものでした。わたしは 自分が シアターワークを創造し、皆さんと広く共有していくといったことを、計画し想像したことは、人生で一度もなかったのです。それが、来る日も来る日も、瞑想やヨガをしながら、心と身体の声に耳を澄まし、芸術表現に取り組むなかで、心と身体が透明になってゆくような日々が続いていたある日、機会が与えられて、わたしを通して、シアターワークが誕生し、みるみるうちに、教育機関、企業、民間で、共有されていくことになったのです。シアターワークとは、演劇や詩や身体表現、エナジーワーク、禅や瞑想やボディワーク、芸術表現の叡智と結びついた身体実践です。シアターワークとは、まさに、わたしにとって、大いなるはたらきとともに いのちの深く望む方向に 人生を切り拓いてくれている実践なのです。今日では、おおくの方々が、親しんでくださるようになっていて、そのことを とても 嬉しく思っています。9月26日 当日は、僧侶である日野さんとご参加の皆さまとともに創り上げる、オンラインお堂のなかで、日野さんの世界と融合してゆく やさしいシアターワークとともに 身体感覚を養いながら、思考や理解を超えて、その場で 大きく紡がれてゆくご縁やその広がりを 体感で捉えていくような、心温まる場にしたいと思っています。皆さま どうぞ よろしく お願いします
サンガ新社 OPEN 記念イベント「仏教 × アート 〜 いのちのはたらきをからだで感じる」
皆さま どうぞ 素晴らしい日々を おすごしください
小木戸 利光 拝