今、そのイギリスは、EU離脱を巡る是非、メイ首相辞任で大きく揺れています。でも、あの頃のあの時代と比べると、英国は 驚くほどに 開かれて 安全で 居やすい国になっています。この国にいるだけで感じざるをえなかった疎外感はやってこないし、地下鉄で怖い思いをすることもほとんどなくなりました。アジアで生まれ育った僕は食べ物に困って困って仕方がなかったけれど、今では身近に本当に様々な食材や様々な国の多様な食事の選択肢があります。イギリスの「空気」は圧倒的に変わりました。一方で、世界の不均衡と軋轢から生じた悲しみと憎しみのテロ等が起こっていることも事実です。物事は複眼的に見れば、それぞれに様々な様相を呈しています。そのすべてが、それぞれの本当だと思います。Theatre for Peace and Conflict Resolutionは、演劇や表現を通じて、物事を多層的に見て感じて捉えていくための実践でもあります。