Theatre for Peace and Conflict Resolution at CAMPUS Asia Program 2019
CAMPUS Asia ENGAGE / 日中韓の早稲田大学・北京大学・高麗大学共同、多層的紛争解決・社会変革のためのグローバルリーダー育成プログラムにて、招聘講師としてシアターワークを行いました。
総勢40数名とともに、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波により甚大な被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町と釜石市を訪れ、数日間滞在してフィールドワークを行い、その後に、早稲田大学・政治経済学術院・梅森直之教授と留学センター講師・小山淑子さんの講義、そして、小木戸利光のシアターワークの講義・ワークショップを時間をかけて重ねていきながら、学生たちとともに東北での出会い・体験とともに芽生えた個々の心の動きや課題意識を丁寧に見つめてゆき、それらを演劇として表現していくという創作を行いました。一人一人が「表現をする」ということを通じて、自分自身の心を確かめ、同時に、目の前の仲間の心の動きに触れながら、多層的な視点・ものの感じ方を実感とともに学び、他者の異なる感情の道筋に思いを巡らせるための想像力・共感力を養うことを目指して、シアターワークのプログラムを組みました。
CAMPUS Asia Programにおける 講義やシアターワークの取り組みについては、以下の記事より ご覧いただけます。
・CA Special Seminar – What would be the role of Arts? #小木戸利光
https://www.waseda.jp/campus-asia/article/2019/01/1060
・毎日新聞 – キャンパス・アジア「岩手県の被災地」課題解決を演劇で伝える 早稲田大、北京大、高麗大
https://mainichi.asia/2019/02/16/キャンパス・アジア%E3%80%80「岩手県の被災地」課題解/